大阪にいた時、インディーズ時代のライヴにわりと行っていたので、お!君たちも来たか!なんて嬉しかったが、メジャーデヴュー曲を聴いて愕然とした。よく言われがちな「魂を売った」と感じたんだ。トータス松本も髪を切ってたし、ウルフルズのソウルが変わったと思った。
ウルフルズといえばカンテ・グランデ。大阪のインド茶屋(カフェなんて言葉は使いたくない)です。
確かトータス松本、ウルフルケイスケ、サンコンが中津のカンテでバイトしていたように思う。
よくB E Tトーストとチャイを食べにいったもんです。
彼らが拠点にしていたライヴハウスは十三ファンダンゴ。いつも超満員。ステージ上のケイスケと会場からのトータスコールで、シルバーの着ぐるみ状のジャンバーを着て二階から階段をかけおりてくる。のっけから最高潮。その演出(笑)のアホさ加減も好きだった。
大阪ストラッドのようなおもろさやファンキーさを追求した曲もやっていたが、やっぱラヴソングが多かったような。
音も必ずサックスを入れてたので、荒削りながらも深みがあり、サム・クックのワンダフル・ワールドの空耳というかカヴァーが大好きだった。
まー、メジャーデヴューやからな、つかまんとアカン。大人の事情もあるわな。のちのちRCみたいにホーンセクションとか入れたりする日もくるんかなぁ、と夢想しながら少し距離を置き静観。
しかし、ウルフルズのルーツであるところの「ソウル」さが僕にはなかなかみえなかった。ワンダフル・ワールドがアルバムに入ったのはいつ頃か。デヴューからだいぶたっていたはずだ。その時は「ようやっとかあ。でも、逆になんで今頃?なんか意味深…」なんて思ったり。
単に自分が作り上げた勝手なイメージに固執していたようにも思うが、あの頃のウルフルズはどっかいってもたなぁ。この想いがずーっとあった。
まー、トータス松本が飲み込んで吐き出したソウル、魂の音がこれなのかもしれないと、思えなくもないんだけど、ファンダンゴが異様におもろかったからなぁ。
東京では好きとか嫌いとかではなかった。絡まった想いをもちながら、ラジオから流れてくる曲やトータス自身の言葉を聴いてきた。
あれから二十余年。あの当時の中津カンテもとっくになくなり、ウルフルズもひとまず終幕。
僕の中でもピリオドをうちました。

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