2014年3月18日火曜日

お礼参りといいますか

保育実習でお世話になった保育所に卒業した報告にでかけました。


ひとまず時間は昨日の夕方に巻き戻し。。。

「お忙しいところ失礼します。○○短期大学の○○といいます」
「あー○○さん!△△です。お久しぶりです」
「ごぶさたしております。本日は園長先生のK先生はいらっしゃいますでしょうか」
「お待ちください」

「もしもしKです」
「あ、○○です」
「こんにちは~。あー!卒業ですね!おめでとう!」

もうね、この推察力というか洞察力というか、勘の鋭さに言葉をなくしたよ(*_*;

僕の勝手な想いとしては、式が終わったその足で先生にご挨拶できればなぁと考えてた。
ただ、式が終わり、証書を受け取り、学校の刊行物のための写真を撮ったり、先生と言葉をかわしたりしてたら16時半。
最寄り駅からタクシー使ったとしても園に着くのは早くて18時。
遅い。せめて17時だよ。
そう思いながらも電話をかけて、先ほどのような受け答え。

「先生、18時ころになりそうなんですが、今からご挨拶に伺ってもよろしいでしょうか」
「あらぁ、ごめんね~、今日は18時歯医者の予約をとったのよ~」
「あしたはいかがですか?」
「あしたはねぇ、入園の保護者の方と話をしたりしなくちゃいけなくてバタバタしてるのね」

この時点でこの電話にですまそうかと悩んだ。
だって開口一番に「卒業」ってわかってくださってるんだから。

でも直接伝えたいなぁという気持ちが勝り、
「あしたはわたし仕事が休みなので何時でも構いません」
と食い下がると、
「じゃあ、1時から3時頃なら落ち着いたころかしら。他の先生方も手があいてると思うし」

ということで、なんとか今日の約束をとりつけることに。。。

で、時間は今日のお昼。

ヘアスタイルも変え(参考画像の検索ワードは鳥肌実)、ダブルのスーツを着て、実習のときとぜんぜん違ういでたちだったもんだから、先生がた大笑い(^o^)
いやあ受けた受けた(^o^)

まー、ここまで状況を記述したけど、実習は昨年の6月。夏の臨時職員もさせてもらったけど、こちらの園で就職が決まってるわけでもなし、園側にしたら単なるイチ実習生にすぎない。
だけど、ものすごくあたたかく迎え入れてくださる。
それが本当に嬉しい。

バタバタしてるということだったので、10分でおいとまする予定で門をくぐったんだけど、コーヒーにお茶菓子が出て、年少組の先生とグッと話し込むことに。
同性ってことで、実習中も気にかけてくださってたのがヒシヒシと伝わってたのです。

これからの仕事のこと、これからの不安や展望、街コンで結婚相手を見つけるといったことまで、真面目な話からくだけた話まで、そのときどきに側にいらした先生も話に加わりながら1時間経過。

「3時になると子どもたちも起きてくるし~」

なんて言ってくださる先生も。
いえ、本当に3時以降も居てしまいそうだった(^_^;)

さすがにそこまで甘えるわけにはいかないので、「ごちそうさまでした」と席をたつ。

「ありがとうございました」と挨拶をしていると、奥から実習担当の先生がでていらした。

「あのぉ、来て欲しいときがあればすぐ来ていただけるのかしら」

年少組の先生とのお話の中で
「実習担当の先生に、仕事ありませんか?なんて聴くのもいいよ」と言ってくださったあとにこの言葉。

「あの!逆にいつから来ましょうか!?」と笑顔で返す。

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植木屋の冬は仕事がない。
その時間がある期間に、ボランティア職員や臨時職員、または保育所の見学なんかをしておけばよかった。
時間を浪費したなーと思う。。。

僕は、学校を卒業するまで働かせてもらう、という約束でここにいる。
4月から新しい人が来ることも決まっている。

ラクなんだ、この職場。
でも、だからといっていつまでもここにいてはいけない。

つらいこと、しんどいことを避けていてはいけない。

資格をとろう、と思ったときの気持ちを思いだせ。

いや、そういう気持ちを思い出さないといけないと気づかせてもらった今日のお礼参りだった。


ありがとうございます。

また、良い報告ができるよう進んでいきます。

ひとつの終わり。そして始まる

卒業式に行ってきました。
式場は武道館。
武道館はYUKIツアー以来なので2年ぶりかな?武道もやってないので、まさかLIVE以外で来ることになるとは、って感じです。

いい天気でした。
つか、正面の写真じゃない。横断幕がかかってる正面じゃないんですよ。。。なんで正面にまわらなかったんだ。。。


学生の入り口で学生証を提示して、式の予定表をもらって中に入る。
「学生はこちら〜」「保護者のかたは〜」
なんて案内してる。
ぼくを見た案内係が
「保護者のかたは…」
そのあと学生しか持たないはずの予定表を見て
「学生はこのまま…」
と言い直した。

あきらかに年恰好で保護者と間違えられた/(^o^)\
主役の学生だっての\(^o^)/

アリーナ席に座って
「ステージと近いな〜今度のYUKILIVEはアリーナで観たいな〜」
なんてぼんやりしてた。

ライトがもう一段明るくなり、式が始まる。校旗が入場、吹奏楽部、コーラス隊とともに君が代斉唱。

各大学各学科の代表が壇上にあがり学位書を受け取る。

ちゃっちゃと終わると思ってたので長く感じた。
目の前の学生舟こいでるし(^_^;)

学長の話も終わって蛍の光斉唱。
2番まで唄ったの何年ぶりだ。

滞りなく式が終わり、そのあと自分たちの学科の場所に行き、学生証と引き換えに卒業証書を受け取る。

なんだかいろいろ思い出した。いやぁ、感慨深い。

歌じゃないけど、いったい何を卒業したんやろって感じです。
今までの勉強のしかたを振り返ると、こんなんで卒業してええんか?
こんなんで保育の現場に出てええんか?
と思う。
「学生」というある意味免罪符がとれ、失敗は許されない。言い逃れなんかできない。するつもりないけど。

井の中の蛙、大海に飛び出た

そんな感じです。

これからもがんばります。

みんな、卒業おめでとう☆

2014年3月13日木曜日

企画するの忘れてた

きのう、仕事終わって休憩室で帰り支度(自転車通勤なので地下足袋からスニーカーに履き替えたり)でもたもたしてる間に、仕事の実質の親方とふたりになった。
たいがいはもう一人の仕事仲間と同時に部屋をでるんだけど。

「今日このあと○○さんと飲むんだけど、くる?」

○○さんとはペンキ屋の親方。
先週仕事でお世話になりました。

「何時頃から?」
「6時半ぐらいから」

んん~、と考えてると

「いちお3人になるかもしれない、と予約時にいっとくわ」
「ちょうど晩ご飯の段取りもないし行く」

なんで即答せずに考えたんだろ。
まー翌日も仕事あっからなーとかもよぎった。
まーでも即答しようよ自分もって思ったわ。


ただ、自転車こぎながら、

「そういや『卒業が決まったらあの2人との飲み会をセッティングして、きちんとお礼を言わねば』と考えてたの忘れてた、、、」

と思い出す。

なんだよもー、卒業までの道のりは周りのひとの協力なしにはなかったとか書いてるのに、いや、本当に思ってるけどそーゆー忘れちゃいかんことがすっかり抜け落ちる人間て、、、

なんかこう、人との関係を大事にしてないなぁと思う。


お店に行くともう2人は1杯めが終わってた。

「あーどもども」
なんて言いながら席につき、注文をする。

「声をかけられて、こーゆー飲み会を企画するつもりだったのに忘れてたのを思い出したんです~」
「あー、卒業の祝でもあるねぇ」とペンキ屋さん。

乾杯して、あらためて2人に感謝の気持を伝えることができた。

この2人なくして卒業はなかっただろうなー。
スクーリングで5日休んでも、実習で2週間休んでも、働く場所がある。これってすごいこと。

こんな環境だから3年で卒業目指せたはず。
いや、むしろ3年で卒業せんとあかんかっただろ、と強く思う。

本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

2014年3月9日日曜日

便利な制度ですな

といっても、20年以上前はさほど気にならなかったんですがね、学割。

大人に、いや、おっさんになってからの学割はホンマに助かるわ。

映画に美術に、あ、あとケータイの学割プランね。ホンマ活用させてもらいました。

まー、そんな学生生活が送れる日々も残りわずか。
今日もその制度を利用して行ってきました。
松屋銀座のぐりとぐら展へ。


いやーひどい混みようで。
百貨店規模の展示でここまで並んだのは初めてじゃなかろか。

会場は8階。このプラカードは2階。
4列縦隊で階段に並ぶ。
ざっくり計算した。
この階段だけで400人いるはずだと。
会場についたら人だらけ(笑)

観るっつっても会場内もこの調子なので、ばーーっと流し観でした。

あ、もちろん物販も並びました。

原画はやはり良い。
しかし人混みに疲れたわ〜。。。


2014年3月2日日曜日

ドアをノックするのは誰だ? WHO'S GONNA KNOCK THE DOOR?



こんな日曜の夕方まえに。
しかもノックが

「トントントン、トントントトト」

なんでこんなにも不規則なリズムでフェードアウトなんだ!誰!?

と、いぶかしげに返事をすると

「郵便でーす」

もっとキチンとノックしてよーとドアを開けると

「書留が届いてますのでハンコかサインを」

見ると学校から。
来た。卒業判定結果。
まさか今日届くとは考えもせえへんかったので、怖くて封を切れない。

裏を見る。
何かが透けて見える。

んーーー、なんか地図ぽいな。。。
卒業か!?

卒業できましたー!



何年に入学したっけ、と机の引き出しから入学許可書を引っ張りだし見たら2009年10月に入学。
スクーリングの申し込みを二回も忘れたのが大きいけど、単位数を計算間違いしてたのも痛すぎる。。。

社会人で学生で、働きながら学校に行ったり、レポート書くのも初めて、、、
すべてが初めてのことばかりで、どうなるやろとおもいながらもワクワクしていたような。
2009年から2010年夏ごろまでは勉強が楽しくて。
でも、夏のスクーリングで計画性を持って進めないと3年で卒業できないということを、同期の子たちから教わった。
あー、そうか。やりやすいものから手をつけてもあかんのか、と気づく。
一番最後でいい科目を一番最初にやってた。

仕事も少なく時間があったせいもあり、そのへんからペースをあげたのを思い出すわ。

通信はひとりで勉強する時間が長いとつらい。
試験やスクーリングでみんなと顔を合わせ、しゃべり、

「やってる?」
「やった?」
「どうだった?」
「厳しい先生だよねぇ」

なーんていう会話がやる気や励みになったりしてた。
負けられへんって。

そういう気持ちをココやtwitterで書いたりすることで、ガス抜きというか、自分を見つめる時間になったというか。
勉強するうえで、SNSなんかのネットでのつながりがすんごい重要な、大きなウエイトを占めてたといえる。

いや、これらなくして今の僕はなかった。

ゆきずりのような関係から始まっても、そのつながりがすごく嬉しかったんだぁ。

不思議です。

もちろん、ペンキ屋の親方、今の造園の親方の心の広さも言葉には言い表わせません。

「この日試験なので休ませてください」
「この週はスクーリングなので働けません」
「この日からこの日まで実習です。休みます」

こんなことを年のうちに何回も繰り返しても、気持よく了承してくれる。
それらが終わったら働く場所がある。

普通こんな職場はないよ。
ほんとに有難い対応でした。

金メダリストのコメントじゃないけど、この卒業はみなさんの力で得たものだと感じています。
みなさんがいたから今の僕がある。
大げさですけどそう感じます。

改めてお礼申し上げます。

ありがとうございます。

そして、これからもよろしくお願いします。