四編のどれもキラキラ輝いている。それは奇跡ともいえる様々な偶然がかさなりあってきらめくダイアモンドダストのように。青春と呼べるものがそんな輝きをはなっているようにも感じる。
この話は出来過ぎだという人もいるようだ。読了後、出来過ぎかもしれんけどこれくらいストレートな恋する気持ち、愛する気持ちの 何が悪いの?と思う。
最近の純愛小説といわれるものは人が死んだりしすぎのように感じる。そのギャップで気持ちを表そうとするのが姑息とも思う。
だいたいが人を好きになる、好きと感じる、好きなことに気づくのが裏表のない直球な感情だと思うし。
表題作よりも巻末の小梅が通るが評判と知りながら読み始めるも、一編目から心をつかまれた僕はこれ以上の感動があるのか!?どんなだ!?という気持ちでページをめくっていった。
どれも切り口は違うが人を好きになる過程や恋から愛に変わる描写が自然でぐいぐい引き込まれ涙があふれた。
ただ表現される愛の形は男女だけでなく周りをとりまく友愛もあり、それにささえられてるのがここちよかった。
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噂によると覆面作家らしい。乙一らしい。今度こっちの名前の本を読んでみようと思う。

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