2010年9月19日日曜日

うれしくって抱きあうよ




 YUKI LIVEに行って来ましたぁ。仕事を休んで。

 今回はCDにチケット先行予約の半券がはいっているっていうのを随分あとで知り、一般発売の日も仕事で電話なんか出来るわけもない。なんでも10分でソールドアウトだったそうだ。
その日からずーーっともやもやしておりました。行きたいねぇ。またヤフオクかぁなんて感じで。

 で、学校にあたふたしてるあいだに東京公演が迫ってきました。9月13、14。あいて17,18日。もういい!行こう!と決断したのが9月4日。で、行ったのが18日。ばたばた。

 今回は武道館じゃなく東京国際フォーラム。この事実を知ったときから、ん?広い。アルバムにもJAZZヴォーカルの曲もあるし、なんか違うかも。と漠然と考えてました。

 席は2階席。この会場は2回目。前回はジョアン・ジルベルト初来日のときで、1階の前から5列目とかだった。後ろを見上げると広かった印象があるけど、実際に2階から下を観ると高い!ビルの3階くらいの落差があった。僕の席よりまだ後ろの人は4階5階くらいに感じたんじゃないだろうか。

 ホールツアーはOPが幻想的。照明が落ち、総立ち。今回は影絵。うっとりします。緞帳が上がり拍手の音が夕立のよう。

 4,5曲唄った後、このステージ、アルバムの根っこにある想いを語りだしました。人の手が創り出すもののあたたかさ、しなやかさ、音楽の媒体がレコード、CD、データに圧縮されても、形は様々でも、そこに込めた想いは圧縮されない、変わらないと信じてる。といったようなことをいいました。
 そして、ステージは紙芝居のようにしたかったといいました。このひとことを聴いて、なぜ国際フォーラムなのか合点がいきました。

 紙芝居は正面から観るもの。このあいだのスクーリングでも習いました。
 武道館は8角形。東西南北の北側にステージを組む。すると、ほぼ真横から観ることになる人がいる。国際フォーラムは席の前にステージがあるから全員が正面から観ることができる。

 そして、YUKIはこんなひとことも付け加えました。ちょっと座ってみて。また違った風に見えるでしょ?わたしの足先までみえるでしょ?

 うれしくって抱きあうよツアーは、踊るだけじゃなく、しっかり聴いて欲しい。きちんと観て欲しい。そんな気持ちがひしひしと伝わってきました。というのも、曲自体もストリングスがメインのものが多い。だいたいこの会場はそういう音に強い会場だと思います。すべてがはじめから計算されてのことだったのです。また、今までのパターンを壊したかったのかもしれません。なぜならいつもは盛り上がりが最高潮のときにやる曲をあっさり前にもってきて、しかもしっとりとしたJAZZのアレンジにしたんですから。

 今回のアルバムで大好きな曲は、唯一ともいえるダンスナンバーの、前述したJAZZヴォーカルの「恋愛模様」です。僕はこの曲で踊れるだけでいい、とすら思ってました。この曲の間奏で、それぞれの楽器がアドリブでグイグイ引っ張るさまを想像するだけでわくわくしていました。
 その曲はアンコールで、しかも最後の曲でした。僕は最後までじらされたわけです。
 コール&レスポンスで盛り上げ、スキャットでオリジナルを歌い上げて、雰囲気をジャズクラブにします。1回目の間奏でメンバー紹介。そのあと一番驚いたことがありました。なんとマントショーが始まったのです。
 ステージに倒れこむYUKI。舞台袖からスーツ姿の男が真っ赤なマントをYUKIにかける。起き上がり、うなだれて肩をたたかれ、袖に引っ込むかと思いきや、後ろ足で中央まで戻る。マントをガバァと脱ぐ!僕は、このパフォーマンスは清志郎さんへのメッセージではないかと感じました。なぜならこの元ネタはJBだからです。いえ、YUKIにファンクがあわないってことじゃないんです。ただ、あまりにも突然のことで、清志郎さんのようにお約束のことでもないし、ストレートに考えたら清志郎さんしかない!と思うのが普通かなとおもったのです。
 おもえば、だんなさんは公式の追悼コメントを寄せてましたが、YUKIは沈黙をまもっていました。こういう形でのメッセージがYUKIらしいなぁと感じました。
 3回は繰り返すかと思ったんですが、2回で終わって残念でした(^ω^)

 YUKIのLIVEは会場が愛いっぱいに包まれるから心地いいんです。清志郎さんとはまた違う愛の空気がある。

 今回もすてきな時間と空間をありがとう。

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